かけ離れていく

木曜日, 11月 24, 2011

私:「指輪のことだけど、お返しって何が欲しいと思ったの?」
彼:「これといって、決めた物があるわけじゃないんだ」
私:「あのね、出会い系によくいるような酷い女だと思うかもしれないんだけどね、
わたしは婚約指輪のお返しを期待しているあなたに
正直言ってドン引きしました。」
彼:「・・・。」
私:「婚約指輪にお返しが必要だなんて、言われると思わなくて
ビックリしちゃったんだよね。」
彼:「俺は、婚約指輪を調べたら、お返しをもらう物だって
書いてあったから、あんな風に言っちゃっただけで・・・」
私:「そっか。だとしてもね、わたしは婚約指輪を他の何かと
物々交換するような物だとは思っていないんだよね。
だから、そういう考えならば、婚約指輪はいりません。」
彼:「・・・。」
私:「そしてね、婚約指輪って、出会い系サイトでの結婚に際して、披露宴よりもむしろ
わたしにとっては大切なものだと思っていたから、
婚約の証明をしてもらっていないと思えて悲しくなるの。」
彼:「違うよ。婚約はもうちゃんとしてるじゃん。
お前が節約しなきゃって頑張っているからさ・・・」
私:「婚約してるって言えるのかな?…節約?
…それがお返しとなにか関係するのかな?」
彼:「俺はね、俺たちに婚約指輪は必要じゃないと思ったんだよ。
節約しなきゃって言うからさ、お返しってものが必要になる
って実感したら、指輪はいらないって言うと思って、
あのとき俺は、ああいう風に言っちゃったんだよ。」
私:「そっか。じゃあ、わたしに婚約指輪を諦めさせるために、
敢えてお返しの話をしたってことなんだね?
なぜわたしが指輪が欲しいって思ったのかも知らないで、
あなたの判断で、婚約指輪も不要とされちゃったんだね。」
彼:「・・・。」話せば話すほど、わたしの思い描く結婚観とはかけ離れていく
彼の言葉に、わたしはまた言葉を失ってしまいました。